自動車業界決算
- 2019.07.28
- 投資

セミリタイアまでの過程やセミリタイア後の日常を発信していき、こんな人生、こんな生き方もあるんだと思えるように頑張っていきます。
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非常に悪い
自動車メーカーの四半期決算が 出てきました
後はトヨタとホンダの2社だけになりますね
自動車業界の決算について少しまとめてみました
フォード
売上高 388億5300万ドル 0.2%減
純利益 1億4800万ドル 86%減
GM
売上高 348億0780万ドル 3.4%減
純利益 21億0570万ドル 210%増
クライスラー
売上高 244億8100万ユーロ 5.0%減
純利益 5億7千万ユーロ 47%減
米国ビック3の四半期決算
フォードの純利益減少はリストラ費用を計上したこと
GMの純利益増加は前年のリストラ費用がなくなったこと
クライスラーは米国欧州中国の景気減速による影響を受けました
この3社で米国市場の半分のシェアを占めていますので、市場規模の縮小が鮮明になっています
BMW
売上高 224億6200万ユーロ 0.9%減
純利益 5億8800万ユーロ 74.2%減
ダイムラー
売上高 427億ユーロ 5%増
純利益 ▲16億ユーロ 赤字転落
VW
売上高 651億8500万ユーロ 6.6%増
純利益 39億6400万ユーロ 23%増
欧州メーカーではVWグループが純利益を増やしていますが、残念ながらこれはディーゼル車の賠償金を払い終わったことで、前年比で増益になっています
これだけ見ると、VWグループはこの状況でも利益を出せている構造をしていると感心しています
ダイムラーは赤字に転落しましたし、BMWは前期1~3月期は赤字でした
と欧州メーカーはVWグループ以外は苦境に立たされている
日産
売上高 2兆7166億円 12.7%減
純利益 16億円 98.5%減
本田(1~3月期)
売上高 3兆9736億円 0.4%増
純利益 1701億円 40.2%減
日本メーカーでは、日産が大幅な減益、ホンダも前期は減益でした
ちなみに、ホンダは2輪事業が好調で、4輪事業は赤字に転落しています
トヨタは?というと1~3月期は売上高は少し増えましたが減益しました
世界中の自動車メーカーの四半期決算を見てみましたが、売上高は減少気味になり
市場規模の縮小が懸念されています
また、規模縮小に伴い工場などの稼働率低下で固定費が圧迫されて営業利益が大幅に減少する結果になっています
各メーカーの営業利益率はVWとトヨタは7%台で推移していますが、他のメーカーは5%を切る状況でなので、利益を出すことが難しくなっています
自動車業界の再編がすぐそこまで来ています
今年の自動車メーカーの決算に注目したいです
自動車メーカーの将来は暗い気がしています……
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