自動車業界の動向 part4
- 2019.07.23
- 自動車業界

セミリタイアまでの過程やセミリタイア後の日常を発信していき、こんな人生、こんな生き方もあるんだと思えるように頑張っていきます。
Advertisement
電気自動車は普及するのか?
電気自動車は売れるのか?ということです
まだまだ、バッテリーの価格が高いため販売価格が高騰します
電気自動車で1000万円は普通にします
1000万円といえばレクサスの最高峰LSが買えます
このバッテリー価格はなかなか下がりません
これでは、電気自動車が普及することは無いでしょう
少なくとも軽自動車が主流の日本では考えられません
そんな電気自動車ですが、テスラが400万円で売りだしています。
これで収益を上げるにはちょっとしたカラクリがあります。
米国では電気自動車の普及促進のためZEVという規制を設けています
電気自動車を販売するとZEVクレジットを得ることが出来ます
このZEVクレジットは企業ごとに目標を課せられて、未達の場合は罰金を払うことになります
また、このZEVクレジットは企業間で売買することが可能であり、ZEVクレジットを大量に持っているテスラは他社に売却することで収益を上げています
このようにして、低価格の自動車を販売することが出来るのです
このクレジット制度はなくならないにしても、各社が電気自動車拡大していく前に収益構造を見直す必要があると思います
また、このように電気自動車を普及させるようと企業に罰金を科す国は多数あります
電気自動車を販売していない企業だと賠償金をガソリン車で稼がないといけないのでガソリン車の価格が上がります
フェラーリとかランボルギーニなどの高級車は関係ありませんが、大衆車を作っているトヨタは収益構造がガラッと変わります
電気自動車の価格がここ数年で下がることはなく、規制の影響を受けガソリン車の販売価格まで高騰することが予想されます
そのような状況では電気自動車の普及どころかガソリン車の販売も下がると思います
残念ながら、電気自動車の普及どころか自動車産業そのものが危機に瀕することになる
よろしければ、下記バーナーのクリックをお願いいたしますm(__)m
ブログ更新の励みになります。


-
前の記事
自動車業界の動向 part3 2019.07.22
-
次の記事
コカ・コーラの決算 2019.07.25